岡崎市井内八幡宮(三河井内城跡)
- 平九郎家十三代目二男
- 2023年10月1日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年8月4日


場所は、現在の愛知県岡崎市井内町久世にあり、本殿裏手が城跡とされているようです。元は長宜の住居で、恐らくは城というよりも砦のような構えをしていただけではないかと推測します。長宜が永禄六年の一向一揆の際に立て籠もったとされる勝鬘寺は直線距離で約1㎞程東にあり、ほぼ目と鼻の先の距離にあります。当時であれば、住居からはっきりと確認できる距離だったのではないかと思います。また、大久保一族の上和田城は直線距離で約1.2㎞程北にあり、こちらも目と鼻の先の距離となります。
共に父親を亡くしていた広勝とは、とても親しく兄弟のように常に一緒に行動し、共に支え合っていたような気がします。広宣は2歳の時に父を亡くしましたが、広勝は1570年の姉川の戦いで父・正家を9歳で亡くしました。正家が亡くなったのが74歳だったなので、あるいは広勝は正家の実子ではなかたのではないか、と勘ぐってしまいます。
いずれにしても、広宣がのちに広勝へ自身の二男勝宜を養子にする程の信頼関係は、このころから育まれていたのではないでしょうか。




コメント